
前回はCBDに関する法律を学びました。さて、今回はCBDがペットの病気や健康維持に役立つというお話です。

CBDが人間の癲癇発作を抑える動画を見たことがあります!

CBDの効果の中でも特に有名じゃよ。

人間に効くならペットにも効くのですか?

癲癇もじゃがペットの様々な病気や健康維持に有効だと言われておるんじゃよ。
癲癇だけじゃない。様々なペットの病気に効果を発揮するCBD

犬や猫、鳥など脊椎動物には人間同様カンナビノイド受容体が存在します。それは人間同様に体内でカンナビノイドが作用することを示しています。上記の表は大麻草由来のカンナビノイド全般が含まれた表ですが、多岐に渡って様々な病気に効果を発揮する事が分かります。またCBDはペットに対して下記のような効能を発揮する事がわかっています。
・抗不安作用
・抗炎症作用
・鎮痛作用
・制吐作用
・抗てんかん作用
・抗がん作用
・神経保護作用
CBDのすべて 健康とウェルビーイングのための医療大麻ガイド
CBDは特に抗癲癇(てんかん)作用が認められています。
癲癇は犬や猫の約100頭に1頭の割合で発生するといわれています。コロラド州立大学で行われたパイロット研究(※)では16頭のうち9頭がCBDを摂取し89%(内8頭)の発作の頻度を抑える事ができたと伝えています。 ※研究の初期段階で、研究計画が適切かどうかを確かめたり、修正の必要がないかを調べるために行なう、小人数の被験者を対象とした研究。
CBDはペットの健康維持やQOLの向上にも

CBDの抗炎症作用や神経保護作用は、年をとったペットの関節や脳を保護します。また腸の炎症を抑えます。ペットが特定の病気で無くても生活の中で感じる不安を抑えたり、自動車で移動する際の車酔いの際の嘔吐防止など、QOL(quality of life)の向上が期待できます。

CBDがペットにとても役立つ成分だと分かりました!

次回は副作用についてもきちんと勉強しておこう!
まとめ
- CBDは様々な病気への効果が期待できる
- CBDは特に癲癇(てんかん)への効果が認められている
- CBDは健康維持やQOL向上にも役立つ
今回はCBDがどのような病気に効くのか良い面について取り上げました。次回はペットがCBDを摂取した際の副作用について勉強していきたいと思います。